CEATEC2016

CEATEC2016に半日ほど調査へ行ってきた(ふらっと外出できるぐらい会社の自由度は高いです ^^)。今年から家電見本市ではなくなったらしいので、どんなものかなぁと思って。なお、去年と一昨年は出展側だったので、参加者になるのは久しぶり。

家電はほとんど無くて、B-to-Bのソリューションとか、半完成品とかが多い。いままでの部品エリアが、その定義を広げて、エリアも広げた感じ。それと、AI/IoTを反映してデータ系の出展も多かった。唐突だが、ホント画像認識系のプロダクト・ソリューションが増えたなと感じた。今まで研究の域を出ていなかったのに(いまでも研究発表が多い)、深層学習ブームをきっかけとして(あくまできっかけであり、深層学習を使っているかは不問)いっきに表に出てきた印象。以上、総括。

個別には、ベンチャー企業ブースで見つけた360度映像製作を行うLife Style株式会社さんが結構良かった。シルク・ドゥ・ソレイユの動画VRを見たのだが、まったく継ぎ目が分からないとういう品質の高さで、これはスゲーなと。ただ、圧縮しすぎて(ビットレートを下げすぎて)ブロックノイズが非常に目立っていました。

flic360.net

今年は9月にIFA2016にも行ってきた。IFAと比べてCEATECのブース設計に違和感を感じた。その場では分からなかったけど、IFAはプロダクトメインで説明が少ない or ブースデザインに溶け込んでいるのに対して、CEATECはポスターがばんばん貼ってあって学会発表みたいな感じかもしれない。